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こんにちはー！ジュンです！
みんな競輪のルールって知ってる？
競輪をやってる人なら知ってると思うんだけど、ある程度知ってるけど詳しくは知らない人や、競輪を始めたばかりの人もいると思うんだよね。
競輪って、初心者からすると「難しい」とか「分かりづらい」っていうイメージがあると思うんだ。
確かに、僕も競輪を始めた時はなんで先頭誘導員がいるのか、なんで失格しなってしまう選手がいるのかとかわからない所が多かったんだよね。
だけど、競輪のルールは覚えちゃえば難しいものじゃないんだ！
競輪自体は、順位を予想して楽しめれば良いんだけど、詳しいルールがわかってれば競輪も更に楽しめるようになるからね！
だから、今回は競輪の「難しい」「分かりづらい」っていうイメージを払拭出来るように、競輪のルールをまとめてみたから参考にしてもらえると嬉しいな笑
目次
競輪のルール 簡単な基本ルールから分かりづらい細かなルールまでまとめてみた。
”出典：KEIRIN.jp”
まずは、基本的なルールから見ていこう！
競輪は、1レース最大9人の競輪選手で行われる自転車競技だよ。
選手達は、バンク(競走路)と呼ばれるコースを走って、最終的に誰が1番早くゴールしたかで順位を決めるんだ！
自転車競走ではあるんだけど、タイムトライアルではなく、いかに早くゴールするかで争うんだよ！
レースは、バンクの長さによって4〜6周でゴールになるんだけど、本気の勝負が始まるのはジャン(打鐘)が鳴ってからの残り1周半からだね！
残りの1周半で、選手達は早くゴールするために全力の勝負をするんだけど、ゴール前なんかは時速約70kmも出るほどなんだ！
こうしてレースの順位を決めるのが競輪だよね！
基本的なルールはみんな知ってるよね笑
次は細かいルールを見ていこう！
出走人数 1レースは何人で競走できるかまとめてみた。
みんなのイメージだと、競輪の1レースあたりの競走人数って何人？
僕は、競輪選手の兄が現役で走ってるところをずっと見てきたから9人で走るのが一般的だと思ってる。
でも、最近は9人で走る競走もだいぶ減ってきちゃったから、もっと少ない人数で走るのが競輪だと思われててもおかしくないよね。
実は、競輪の1レースあたりの競走人数は、5〜9人と決まってるんだ！
競輪は、通常最大数の9人で走ることになってるんだ！
だけど、例外があって「ミッドナイト競輪」と「A級チャレンジ戦(A級3班の選手によるレース)」は7人で走ることになってるよ！
2020年6月からは、コロナウイルスの影響もあって、S級戦も含めてFI・FIIも全て7人で行われるようになっちゃったんだけどね。
1レースあたり最小競走人数は5人なんだけど、基本的には5人で走ることは少ないんだけど、当日欠場することになってしまう選手が出たりすると、5人で走ることがあるんだ。
コロナウイルスの影響で7人で競走することが多くなってから、何かしらの理由で5人で競争するレースは多くなってきたよね。
元競輪選手の兄から聞いた話だと、レースが決まった選手は「PCR検査」を事前に行ってから競輪場に参加するらしいんだ。
だけど、PCR検査をした時にはなんとも無かったとしても、そこから競輪場に入るまでに感染してたら意味ないよね。
だから、競輪場に入ってからコロナウイルスに感染してるのが発覚する選手も多いみたい。
特に選手達は集団で施設に泊まるから、コロナウイルスに感染した選手と同じ部屋の人だった人も感染しちゃうこともあるみたいなんだ。
その影響で5人で競争するレースは、今後も多くなるだろうね。
あとは、競輪予想サイトを使う場合でも、レースの人数はかなり影響すると思うんだよね。
競走人数が急に変わったりすることもあるけど、そういう情報は各競輪予想サイトの腕の見せ所だと思う。
競輪予想サイトごとに、それぞれ持ってる情報網を駆使して、買い目を教えてくれるから1番信頼できる競輪予想サイトを使うのが一番いいよね笑
ちなみに、以前は後楽園競輪場や大阪中央競輪場なんかでは最大で12人でレースが行われてた事もあるんだって！
12人のレースってどんなだろ笑
そんなに大人数でレースしたらごちゃごちゃしそうだよね笑
でも迫力は絶対あるだろうね！見てみたかったな〜！
競輪の先頭を走ってる人は誰？先頭誘導員や競走についてまとめてみた。
”出典：KEIRIN.jp”
みんなは競輪のレースで、途中まで先頭を走ってる人について疑問に思ったこと無い？
僕はあるんだよね。
小学生くらいの時に、兄が競輪のレースを家で見てたんだよね。その時は競輪なんて知らなかったんだけど、競走をしてるのはわかったんだ。
だけど、レースが始まってもみんなゆっくり走り出すし、先頭走ってる人の後ろについたと思ったら、抜かさずに一列で走っていくし、正直意味がわからなかったんだよね笑
先頭の人を抜かして全力で走っていけばいいのに！！って思ってた笑
でも、これは競輪のルールに則って行われてるんだ！
現在行われてるレースは、「先頭固定競走」というルールなんだよね。
先頭固定競走っていうのは、選手と同じ自転車に乗った先頭誘導員(先頭員)がスタートから残り1周半付近(ジャンがなる地点)まで選手の先頭を走るルールのことだよ！
選手は、333m・335mバンクでは残り2周半のBS（バックストレッチ）ライン、400mバンクでは残り2周のHS（ホームストレッチ）ライン、500mバンクでは残り1周半のBSライン、それぞれを切るまで誘導員より前に出ることができないんだよね。
これは、先頭を走ってる選手は風圧の影響が大きいのと、後ろの選手の動きを把握しにくくなることに配慮した決まりなんだよ！
もしこのルールに違反してしまうと、失格・即日帰郷になるだけじゃなくて、即座に斡旋保留、一定期間あっせん停止の処分が下されちゃうんだよ。
今でこそルールを知ってるから、当たり前のことなんだけど、小学生の僕は先頭誘導員を抜かしちゃいけないってわかってからもこのルールは理解できなかったね笑
先頭誘導員は、レースに出走する選手と区別するために、選手とは違う色のユニフォームを着て、トランシーバーがついたヘルメットをかぶる決まりがあるんだ。
先頭誘導員は、そのレースに参加しない人がするんだけど、あの人達もれっきとした競輪選手なんだよ！
だいたい先頭誘導員を任されるのは、そのレースが行われる競輪場をホームバンクにしてる選手が行うことになってるんだよね。
しかも、先頭誘導員もしっかり給料がでるんだ！
だから、収入が少ない選手が多く任されるようになってるよ。
この給料もレースによって変わってくるんだって！
グランプリだったり、GⅠレースなんかは、先頭誘導員もレベルが高くないといけないから、S級の選手が任されるんだ！
こういった大きなレースになると、先頭誘導員の給料も高くなるんだよ！
先頭誘導員になるには、誘導員試験に合格し、誘導員資格取らないといけないんだ。
だいたいどの選手でも合格できるようになってるんだけど、合格をしても2年に一回更新のために試験を受けないといけないんだよ！
しかも、先頭誘導員は不正防止のために、レースに出走する選手たちと直接接触することがないように、競輪場ではレースに出走する選手たちとは別の控室とバンクへの入退場口を使用するんだって！
競輪は公営ギャンブルだから、公平になるようにかなり徹底してるんだね！
先頭誘導員も競輪のレースには、大事なポジション。
だから給料がちゃんとでるし、試験もあって先頭誘導員の管理もしっかりしてるんだ！
選手が着用するユニフォーム レース中の勝負服についてまとめてみた。
競輪選手のユニフォームの色って、番号ごとに色分けされてるよね！
みんなは何番が好き？
僕は5番！黄色が好きだからね笑
あの各番号に割り振られてるユニフォームの色は以前は違う色だったんだよ！
昔から競輪をやってる人なら、当然のことかもしれないけど、最近競輪を始めた人は今の色が当たり前になってるだろうしね。
これが今のユニフォームの色と以前のユニフォームの色の違いだよ！
以前のユニフォームは、1984年(昭和59年)から採用されて、2002年(平成14年)まで使われてたんだ！
4番までは今と同じ色だよね！
5番以降は枠番の色とそれぞれの差し色で構成されてるかんじだね！
枠番でわかりやすくしてると思うとありがたいけど、連勝式の車券が一般的になった現在では馴染みがない色だよね。
僕が競輪を始めた時は、既に今の色だったからほんとに違和感がある笑
あとはレーサーパンツも選手によって変わるよね。
これは、その選手の階級によって、履くレーサーパンツが変わるからなんだ！
競輪を始めたばかりの人たちは、こういったユニフォームの違いがわかってると競輪場に行ったときにも選手がわかりやすいから覚えといてね！
ちなみに、グランプリなんかだと派手な色のユニフォームになったりするから、そこも楽しめるね笑
競輪 1レースのはじまりから終わりまでの流れ、進行をまとめてみた。
1つのレースの最初から最後までどういった流れでレースが進行していくかを書いてみるよ！
まずレースが始まる前(スタート前)、前レースの終了後はレースに参加する選手の紹介が行われるよ！
そこでは、各選手のラインだったりを見せるためにバンクを2〜3周して一旦戻っていくんだ！
競輪はラインが大事だから、この選手紹介も大事なものだよね！
ちなみに、選手紹介は「脚みせ」「顔みせ」「地乗り」なんて呼ばれることもあるよね。
選手紹介が終わった後は、各自レースに臨むための準備をするんだ！
競輪の中継を見たりしてると、この部分が移されることがあるよね。
僕も、初めて兄がテレビで中継されたのを見た時は、緊張感がこっちにまで伝わるくらいピリピリしてたね笑
投票が締め切られて、レースがようやく始まる時に再度選手達はバンクに入っていくんだ！
そのままスタート位置(発走機の位置)まで着いたら、レーサー(各自の自転車)の後輪を発走機に固定する。
中継では、ここでも選手紹介があるよね！
そしていよいよスタートするんだ！
スターターが号砲を鳴らしたらそれを合図にして一斉に走り出す。
25ｍ先からスタートする先頭誘導員の後ろについて、各ラインごと1列の隊列を組んで走っていくよ！
この隊列を組む理由としては、もし列から外れちゃうと、他の選手よりも走る距離が長くなってしまったり(外側を走るため)、風圧をもろに受けることになってしまうからなんだよ。
この隊列を組んだまま周回していくんだ！
周回数は、バンクの長さによってかわるけど4〜6周でゴールになる。
選手達は周回数を把握するために、ゴールライン横にある周回板の色で確認できるよ！
周回板は、白色から残り3周になると青色に変わる。これは青板(あおばん)って言われるよね。
残り2周になると青色から赤色に変わる。これは赤板(あかばん)と言われるね。
残り1周半になるとジャン(打鐘)が鳴らされるんだ！ここで先頭誘導員も抜けて、各ライン・各選手ごとの勝負が始まっていくよ！
激しい勝負になるから、場合によっては接触や落車なんかも起きる。
ゴール前は、時速約70kmほどにもなるスピードで、選手達はゴールしていくんだよ！
このままゴールした選手は敢闘門に戻っていく。
これがレースの一連の流れだね。
このレースは、実際に競輪場に見に行くと、テレビで中継をみるよりも迫力があって面白いんだ！
だから絶対に競輪のレースを直接見に行ったことがない人は見に行くことをおすすめするよ！
ちなみに直接見ても迫力があるんだけど、僕の兄がテレビ中継で落車したときも迫力があるレースだったね笑
競輪のレースを有利にすすめる戦法をまとめてみた。
競輪は、１着を争う競技ではあるんだけど、それぞれ選手の作戦や駆け引きがあるんだよね。
それぞれ競走を有利に進めるために関係の深い選手同士で連携を取るんだよね。それがラインってやつだね。
基本は同じ県の選手同士で連携を取るんだけど、隣接した地域なんかでも連携することが多いよね。
この連携を取った状態で縦に並びながら先頭誘導員についていく感じだね。
連携を取ってる選手の中でも”脚質”に合わせて順番を決めてるんだ。
脚質は選手によって違うから、そこも加味しながらレースを予想するのが基本になってくる。
脚質は、「先行」「追込」「捲り」があるね。
それぞれ役割があるから、選手も見る時は、脚質やラインもしっかり見ていかないといけない。
”出典：KEIRIN.jp”
ラインの一番前を走る選手が先行選手になるのが多いね。
先行タイプの選手は、ラインの先頭を走るから風の影響を１番受けるし、約１周をスピードを維持して走り切る脚力が必要になるんだ。
そのまま1着を取れば、「逃げ」と表されるね。
”出典：KEIRIN.jp”
短い時間をトップスピードで走れる選手の脚質だね。
先行選手の後ろを走る選手が追込選手だね。だから、風圧なんかをあまり受けずに最後まで脚を残しておけるんだ。
だけど、他のラインが後ろから来た時にブロックをしなきゃいけない。ブロックをすることで、先行選手を残す事が大事になってくるんだよね。
最後のゴール前で先行選手を抜かして1着を取った場合は、「差し」と表されるね。
”出典：KEIRIN.jp”
先行するラインを後ろから一気に抜いていくのが捲りだね。
最後の200メートルほどでトップスピードを維持できる場合に向いてる脚質だね。
最後の半周付近で一気に後ろから捲っていくから、他のラインのブロックをかわさないといけないし、先行選手よりもダッシュ力が大事になってくる。
そのまま抜かして1着になった場合は「捲り」と表されるね。
競輪のレースにおける競技規則・禁止事項をまとめてみた。
競輪のレースには、しっかりルールが決められてるのはわかったと思うんだけど、禁止事項なんかも決められてるんだ。
もし違反してしまったりすると、レースは失格になってしまったりするから選手達は規則を守ってレースを行うんだ。
こうした競技規則・禁止事項は、僕たちも覚えておくと、レース中に違反があっても気づけるから覚えておいたほうが良いかもね！
- 敢闘の義務
- 過失走行の禁止
- 内側追い抜き等の禁止
- 外帯線内侵入の禁止
- 押圧、押し上げ、押し合いの禁止
- 斜行、蛇行の禁止
- 中割りの禁止
- 内圏線踏切りの禁止
- イエロー・ライン踏切りの禁止
- 先頭員早期追抜きの禁止
- 先頭員に対する妨害等の禁止
- 周回誤認
”KEIRIN.jp引用”
特に代表的な違反例があったから載せておくね！
”出典：KEIRIN.jp”
この違反はほんの一部だよ。敢闘の義務なんかは、自分から落車したり暴走したり極端に前の選手と離されてはいけないなど色々細かく規則が決められてるんだ。
選手たちは、こういった細かい規則をしっかり守ってレースを行ってるんだね。
競輪のルール まとめ
今回は、競輪のルールについてまとめてみた。
こうしてみると、細かいルールの中で1レースごと競走が行われてるんだよね！
競輪を見る側もしっかりルールを把握して見たほうが絶対面白いよね！
まあ、細かく知らなくても競輪は充分楽しめるけどね笑
僕も小学生の時、ルールが分からず見て楽しんでたしね笑
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