全国の競輪場の特徴を知って予想に活かす！全国の競輪場をまとめてみた！

前橋競輪場といえば、数少ない「屋内バンク」で有名。

前橋競輪場は、1950年（昭和25年）4月22日に、群馬県前橋市に開設された。

最初は、前橋公園内の一角で、群馬県庁の裏手にあった屋外バンク（1周500m→400m）だった。

1990年(平成2年)になり、前橋競輪場の近くに「グリーンドーム前橋」が建設された。

グリーンドーム前橋は世界選手権自転車競技大会のメイン会場につかわれた。

その後、グリーンドーム前橋に前橋競輪場を移転させて、屋内バンクの前橋競輪場が完成した。

旧前橋競輪場は、練習トラックや駐車場として残してあったんだけど、2006年(平成18年)に公園造成のため解体された。

小倉競輪場は、1948年(昭和23年)に初めて競輪が開催された日本を代表する歴史がある競輪場。

毎年11月にはG1の「競輪祭」が開催されることでも有名。

1948年に、福岡県で開催される国民体育大会のために造る競技場（当時の名称は三萩野競輪場）を、そのまま競輪に振り向けるというアイデアがきっかけで小倉競輪場が誕生した。

1948年に完成した小倉競輪場は、実は既に閉鎖して解体されていて、今ある小倉競輪場は2代目。

背景として、1998年(平成10年)10月に「北九州メディアドーム」が誕生したことで、移転する形になった。

それに伴って、旧小倉競輪場は1998年6月18日に閉鎖して解体された。

今の小倉競輪場は、他の競輪場よりも比較的新しい建物になる。

バンクの長さも、開設時は500mバンクだったけど、現在は400ｍバンクになっている。

千葉競輪場は1949年8月31日に開設された。

千葉競輪場は人口の多い千葉県中央部に位置し、都心からのアクセスも悪くはないが、近年集客力が急速に落ちており、千葉市は過去にも廃止を検討したが、「自助努力もせずに廃止するとは何事か」と反対され撤回している。

2016年6月、当時廃止が取り沙汰されていた旧千葉競輪場について、運営委託先であったJPF（当時は日本写真判定）が、国際自転車競技連合（UCI）公認規格に適合した「屋内250ｍ周長の板張り走路」とする全面改修を自社で実施する提案を千葉市に行なった。

その後2017年9月に「屋内250ｍ周長の板張り走路」への全面改修による競輪場存続が発表され、同年12月15日から17日の開催を最後に旧千葉競輪場は閉鎖された。

そして新しい競輪場となるTIPSTAR DOME CHIBA(千葉JPFドーム)が建設された。

全国の競輪場の1周の距離は、大きく分けて3種類あるよ！それがこの3つ！

• 333m（335m）
• 400m
• 500ｍ

それぞれの周長ごとに、競輪選手も仕掛けるタイミングなどが変わるから、レース展開も大きく変わってくるよ

各周長の特徴を説明するよ！

全国に43ヶ所ある競輪場で333mバンクは全部で7ヶ所だよ！

前橋競輪場だけは、335ｍバンクだよ！

全国43ヶ所の競輪場の内、31ヶ所が400バンクだよ！

競輪場の周長で１番オーソドックスな距離が400バンクってことだね！

全国43ヶ所の競輪場の内、500mバンクは3ヶ所しか無いよ！

もともとは、千葉競輪場と熊本競輪場が500mバンクだった。

千葉競輪場は現在250mの「PIST6」専用のバンクに。

熊本競輪場は改修工事中で、500mバンクから400ｍバンクに変更になるよ！